出産費用と出産の豆知識 〜子育ての理想と現実〜

出産の兆候

ここでは出産が始まる兆候について解説します。出産の1〜2週間前くらいからお腹のハリや痛みを感じる人もいます。安定していた体調に、そういった変化が起きたら心の準備をしましょうね。

 

出産のもっと直前の兆候としては、おしるし破水陣痛があります。おしるしとは、出産前の生理現象のひとつ。出産が近づくと子宮口が徐々に開いてきます。そして赤ちゃんを包んでいる卵膜が剥がれ、子宮の入り口にある頚管部に溜まっている粘液と、それが混ざって出てくる『おりもの』が、いわゆるおしるしと呼ばれるものです。おしるしは一般的に少量で粘り気があります。

 

おしるしが来たからといって、すぐに出産になるわけではありません。多くは1〜3日後くらいに出産がはじまります。長い人だと、おしるしの1週間後に出産したということもあるようです。おしるしは血液が出るので、実際に起こるとビックリしてしまうかもしれませんが、病気やトラブルではないので慌てなくて大丈夫です。ただ、おしるしはあくまでも少量の出血ですから、大量に出血したり、長く出血が続くようであれば何らかの異常かもしれませんので、速やかに病院に行って検査してもらいましょう。

 

続いて、陣痛について解説します。陣痛とは、子宮が収縮して赤ちゃんを押し出そうとする時に起こる痛みのことです。陣痛にはいくつか種類があります。

 

前駆陣痛

 

痛みは不規則に襲ってきますが、そのうちすっかり収まってしまいます。前駆陣痛は、出産の数日前くらいに起こることが多いようです。

 

本番陣痛

 

これがきたらいよいよ出産間近。痛みが規則的に起こり、徐々にその感覚が短くなっていきます。一般的に10分間隔になったら、本格的に出産が始まる合図と言われています。

 

ただ、私の妻の場合は何故か全く規則的な状態がなく、分娩室に入るまでずっと、不規則に長くなったり短くなったりを繰り返していました。実際の経験から、全ての人が規則的な陣痛へと発展していくわけでは無さそうですが、一般的に多くの人は前述したように規則的な痛みが起こるので、陣痛らしき痛みが始まったら、ちゃんと時間を計って記録しましょう。

 

微弱陣痛

 

陣痛が長時間続きすぎてしまったとき、母体が疲労して子宮の収縮する力が弱くなってしまう時に起こります。およそ0.6%〜9.0%の人に起こる症状です。微弱陣痛が続き、なかなか赤ちゃんが生まれないと、胎児に障害が出てしまうことがあるので、陣痛促進剤を使用して陣痛を促すこともあります。最後に、破水について解説します。

 

破水とは、胎児と羊水を包んでいる卵膜が破れて、子宮口から羊水が流れ出る事です。破水はトラブルでもなんでもなく、分娩する際の正常な過程のひとつです。

 

出産の兆候としては、おしるし → 陣痛 → 破水というのが一般的な流れとなります。但し、おしるしは全ての人に起こるものではなく、おしるしが無いまま陣痛が始まる人もいますし、尿漏れと勘違いされるような、少量の破水が最初に起きる人もいるようです。ですから、出産予定日が近づいてきたら、全てのパターンを考慮に入れてご自分の体調をしっかり観察しましょうね。