出産費用と出産の豆知識 〜子育ての理想と現実〜

叱らない子育て論って一体なんでしょう?

巷には、叱らない子育て論なるものが存在します。子供を叱らずに、根気よく話を聞いてあげる。そんなことをするとママは悲しい、と伝えてあげる。ネガティヴな言葉、例えば『ダメ』だとかは言っちゃダメ。叱るのではなく語りかける。どんな時も褒める。そういった記事、書籍を見ると私はいつも思います。それが出来たら誰も苦労しないってね。

 

最初から『しつけ=叱って子供を支配すること』、だなんてバカげたことを本気で考えている人なんて、そうそういません。子供を叱りたくて叱っている親なんていません。言われなくたって、叱らないで済むならそれが一番イイってことくらい、みんなとっくの昔から知ってます。だけど、そんなことばかり言ってられないのが、子供という怪獣と戦うママやパパなんですよ。

 

叱らずに根気よく話を聞いてあげるのは素晴らしいことですが、出掛けた先で、テンションがあがってしまった子供が、走り回って周囲の知らない人たちにぶつかったり、オモチャ売り場でオモチャを買ってくれと泣き叫び、その場で暴れまわったとき、悠長にそんなことしてられますか?それとも、そういうことを一切しない大人みたいな子供ばかりなの?

 

子供が周囲の人に迷惑をかけたり、子ども自身に危険が及ぶような行動があったとき、根気よく語りかけている暇なんてないんですよ。子供同士がケンカをして、明らかに自分の子供が悪いとき、どうやって褒めるんでしょうか。『ダメ』、又はそれに類する言葉を一切使わずに、どうやってそれがいけないことであるかを教えるんでしょうか。

 

自分の子供に叩かれた子供とその親の前で、自分の子供を叱らずに、ただただやさしく言い諭すことなんか出来ますか?子供は怪獣です。大人が思うように都合よく話なんか聞きません。子供が突発的に機嫌を損ねたとき、泣いて泣いて叫んでいるとき、こちらの話を聞いていられるようなしっかりとした器が、まだまだ出来上がってないからこそ子供なんでしょう?その器を育てていくのが親の役目なんでしょう?機嫌がよくて、調子の良い時ならしっかり話を聞いてくれたり、それなりに素直だったりすることも、そりゃあります。

 

だけど、相手は子供です。機嫌が悪いとそのまんまそれが外に出てくるんです。いつもは聞いてくれる話も全然聞かなくなるし、いつもしないような悪さをしたりもするんです。本当にリアルな子供と向き合って、苦しんだり、ストレスを感じたり、自己嫌悪に陥ったりしたことのある人なら、叱らない子育てをしようだなんて戯言は絶対言えないと思うんですけどね。

 

だって、それをするのが難しい、それがしたくても出来ないから、多くの人が悩んでいるのにも関わらず、わざわざもう一度『それをしましょう』と言ってるんですよ。それって極限のアホアドバイスじゃないですか。頭でっかちの理想論なんてものは、悩みながらもしっかり現実に向き合っている人からすると、何よりも嫌味で、ストレスの原因なんですよ。

 

アドバイスと称して理想を語れば語るほど、それこそが悩んでいる人を追い詰めるんだと思います。そういった理想論を目にして、それが出来ない自分を責めているママやパパがもしこの文章を読んでいたなら是非とも伝えたい。叱らない子育てなんかクソくらえ! と。

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