出産費用と出産の豆知識 〜子育ての理想と現実〜

起きたら生まれてました

いよいよ出産がはじまります。妻は分娩室に移動して、私はひとりポツンと陣痛室に取り残されました。妻の強い希望により、私は出産に立ち会いませんでした。妻は、自分の苦しんでいる姿を私に見られるのがイヤだったようです。私個人としてはどちらでも良かったので、子供を出産するという大仕事をする妻の希望を尊重して、すんなりと受け入れました。実際に妻が分娩室へ移動して、自分ひとりが陣痛室に取り残されると、ちょっと寂しい気持ちにもなりましたけどね。

 

私は、妻が分娩室に入った後は、ドラマや映画でよくある場面を想像しました。無事に出産が終わるのを待つ父親の姿。いてもたってもいられない様子の父親の姿。廊下をウロウロとして落ち着かない父親の姿。そして、赤ちゃんの元気な泣き声が響き、それを聞いた父親は顔を上げ涙ぐむ。その直後、分娩室から先生が出てきて、『元気な男の子ですよ』と言う。私はそんな名場面を想像していました。しかし、実際は。

 

妻が分娩室に移動した直後、元々眠気を我慢していた私は、あっという間に夢の中に誘われました。そして、誰かにいきなり起こされ飛び起きると、我が子を抱いた看護師さんが私の前に立っていました。あれ?寝てたら生まれちゃった。ドラマティックも名場面もあったもんじゃない。寝てたら生まれてたんです。寝ぼけまなこの私に、看護師さんは、笑顔で生まれたばかりの我が子を抱かせてくれました。それから私は、再び我が子を看護師さんに預けました。少し経ってから、分娩室に入ることを許されたので、中に入って妻と再会。

 

出産が終わった後に、病院が疲労でグッタリしている妻のために冷たい緑茶を用意してくれていたのですが、妻は体がお茶を受け付けない状態になっていたようで、『お茶が、お茶が辛い!』と訴えていたのを今でもよく覚えています。妻は緑茶が苦手なわけではありません。でも、その時はお茶の苦味を含んだ味がかなり辛く感じたようで、のどはカラカラなのに飲めない!と、悶えてましたね(笑)。私は病院の廊下にある自動販売機に売っていた、フルーツジュースを買って来て妻に手渡しました。それ以来、我が家では、その時に買ったフルーツジュースが『思い出のジュース』になりました。

 

分娩室で妻が頑張っているとき、私が居眠りしていた事実は、後になってから妻に伝えたのですが、今でもそのことをチクチク言われます。たぶん、一生言われるんだろうな・・・・・。

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